FC JCLの目的
FC JCLは、EA社が発売するサッカーゲーム「FC」シリーズ(旧FIFA)の有志リーグであり、日本の有志リーグであるeSリーグ、ラスレオ、RAL、RAL-E、Growth Leagueの5団体から成るリーグである。
FC JCLは年に1回大会を行い、その年の日本一のチームを決める大会である。
本レギュレーションの目的
FC JCLの基本原則を定義し、参加者すべてがこれに順守することで安定的な運営を図る目的とする。
大会形式
CL形式に類似した形式
- グループリーグを行い、上位16チームが決勝ラウンドへ進む
- 試合は全てH&Aで行う
- 決勝ラウンドは都度抽選で対戦カードを決める
グループステージ戦の順位のルール
順位表の決め方は以下のとおりとする
順位は以下の順番で決める。
- 勝ち点(PTS数*3+引分数)」)
- 得失点差(GD)
- 総得点(GF)
- 警告枚数(レッドカード枚数*2+イエローカード枚数)
- 直接対決の結果
- 抽選
カード累積について
- イエローカード3枚累積またはレッドカード1枚で次節出場停止
- イエローカードの累積は準決勝到達でリセット
決勝ラウンドのルール
- アウェーゴールは不採用
- 同点の場合、3本目を行い、以下を順守する
- 3本目の成績はスタッツに含まない
- カード、退場は有効とする
- 3本目はPK戦まで行う
試合日について
試合日は日曜日を起点とし、2週間以内に行う必要がある。
2週間後の土曜日を締切日とする。
試合日はCAP同士が双方で合意した日程で行う。
ただし、大会の規定として試合時間は日曜日の22時とする。
所定のDiscordチャンネルにて、確定した試合日について報告する。
締切日までに試合が出来なかった場合は、あきらかにマッチングに積極的ではなかったチームの方を不戦敗(0-3)とする。
FC JCLで使用するツール「eS ポータル」について
eSポータルはeSが提供しているツールであり、FC JCLはこれを使用する
eSポータルは主に以下の役割で使用する
- 選手の管理
- チームの管理
- 移籍の管理
- 試合の管理
- 大会の管理
- スターティングメンバーの提出
- スコアの報告
- YOUTUBE動画の提出
- スタッツの入力、確認
- ニュース広報等
リーグのレギュレーション
FC JCLへの参加資格
FC JCLへ参加するには以下の条件を順守する必要がある
- 本レギュレーションにチーム全体が同意すること
- チーム内にCAP1名と副CAP最低1名最大2名を用意できること(以下、チーム管理者とする)
- 2名以上の方が「Discord」で、事務局と随時取れること(最低でも2日以内)
- eSリーグが提供しているeSポータルが利用できること
- クラブエンブレムを用意できること(150 x 150、34 x34 、PNG形式)
- チーム公式TwitterアカウントとYoutubeアカウント(個人でも可)を持っている
- チーム内で最低1人、リーグ全体会議に参加できること(聞き専でも可)
- チーム在籍人数が、アクティブな6名以上がいること
- 参画5団体の直近のいずれかの大会に出場していること
- スポーツマンシップを大切にでき、リーグ、野良に関わらず煽り行為をしないこと
- 相手チームをリスペクトできること
- マナーやモラルを守れること
上記を踏まえ、CAPの人柄など、総合的に判断をする。
※大会に出場しない人はチーム管理者になれない
登録可能選手について
FC JCLのリーグに登録できる選手は以下を順守する
- 本レギュレーションに同意できること
- 過去に重い追放処分を受けていないこと(事務局判断)
- 直近の活動で他リーグやSNSなどで不適切な行動などをしていないこと
選手登録について
チーム管理者は以下を順守する
- 所定の期間のみ選手登録を受け付けることとする
- 登録するタイミングは2回あり、グループステージ開幕前と決勝ラウンド開幕前とする
- 登録できる期間は3~5日程度とする
- 選手登録とはeSポータルに登録していることを指しているわけでなく、登録の管理は所定のスプレッドシートにて管理する
- 選手登録はチーム管理者が行うこと
- eSポータルの入団処理をしておくこと
選手退団について
FC JCLにおいては選手の退団報告は不要である
特殊ルール、身長、体重の制限
RALのチームがホームの試合は以下を順守する
ただし、一部を除いてGKとCOMは除外する
- スタメンの平均身長が183.1cm以下であること
- スタメンの平均体重が82kg以下であること
- 167cm以下が2人以下であること
- GKを含む個人の体重は身長-130以上(200cmなら70kg以上)
※四捨五入はしない
大会期間中の制限
以下を順守する
- 背番号の変更は不可
- PSID(又はEAID)の変更は原則不可(万が一変更した場合はすぐに事務局に報告すること)
試合の禁止事項
以下を順守する
- 能力不正
- ANY操作
- 出場できない選手の出場(登録外、カード累積)
- セットプレー時のGK妨害(妨害による得点は無効)
- 煽り行為
- デススラ(試合中1回以上、ボール非保持者対象。保持者へのデススラは事務局判断とする)
- 足掛け(意図的に行ったと判断できるもの)
- 過度なゴールパフォーマンス
過度なゴールパフォーマンスとは
以下を過度なゴールパフォーマンスとする
- 相手選手の周りでグルグル回る
- 意図的な操作で所謂“手をパタパタ”する動作
- 意図的な操作でゴールパフォーマンス時間を延ばす
その他
動画提出に関して
オーバレイインプット(画面右上のコントローラー表示)がない動画は、証拠動画として根拠が薄いシーンが多いため、特に個人によるなんらかの処分取り消しに関わる内容の場合はオーバレイインプット付きを原則とする。
特にGKはオーバレイインプットをONにすることをオススメする。
オウンゴールについて
FCの仕様上、相手に当たって入ったゴールがオウンゴール判定になる場合があるので、その際は動画を提出すれば事務局で判断しゴールおよびアシストと認めることもある。
試合の延期
個人的な理由(例えば 飲み会などでメンバーが不足)による試合の延期は認めない。あくまで事前に同意したスケジュール通りに行い、延長できる理由は後述の「試合開始後のトラブル」に準拠する。
レッドカード取り消し
ゲームのバグなどによる不当な判定の救済措置である。
該当箇所がすぐわかる動画提出を行うこと。
あくまで事務局判断なので、取り消しにならない判断であったとしても了解すること。
- フリーキック、ペナルティキックに相当する反則での得点機会阻止ではない
- ファールした選手のタックル又はスライディングの入角が被ファール者の前面180度にある
上記を満たす場合、レッドカードではなくイエローカード以下に変更できる場合がある。 ただし、事務局の反応が次の試合開始までにない場合は、諦めてその選手を出場停止とし試合を行うこと。
解釈例
シュート後のボールの軌道があきらかにゴールにならない状態で上を満たすファールをして、レッドカードになった場合はレッドカードを取り消す場合がある。
バグによるオウンゴールのゴール取り消し
キーパーへのバックパスなどでそのまま貫通してオウンゴールになったなど、あきらかにバグであると判断できる場合はゴールの取り消しを行うことがある。
該当箇所がすぐわかる動画提出を行うこと。
あくまで事務局判断なので取り消しにならない判断であったとしても了解すること。
クロスプレイにおける注意点
バージョンに差異が発生した
コンシューマー版とPC版でバージョン差異が発生するとクロスプレイが出来ない。
試合日にこれが発生していた場合は試合を延期できる。
延期した試合は速やかに試合日を確定させ、延期する旨と試合日を事務局に報告すること。
PC版が多いことにより試合が重くなる
PC版が多いと稀に試合が重くなることがある。
その際は対戦相手に速やかに試合を中断し、速やかに再試合を行う。
再試合を数回しても改善されない場合は試合を中断し、事務局に報告する。
その際は動画提出を求める場合がある。
試合とその前後について
試合前
試合開始30分前まで
- LINE UPアプリなどでスタメンを作成し、対戦相手に送る
- 送る際はマッチングロビーで行う
- RALルールの際は、身長や体重を記載する
選手個別の身長と体重、平均身長と平均体重も記載すること
※登録後やむを得ず変更する場合は対戦相手に伝えて変更してもよい
試合開始15分前まで
- マッチングロビーで、連絡担当者は挨拶しておくこと
- マッチングロビーでホームチームがアウェーチームに対しメッセージを送り試合を進めること
※DMでのやりとりは基本的に行わない
試合前のトラブル
- 試合開始5分前になっても相手チームに連絡ができていない場合は不戦敗(0-3)とする
- 正当な理由なく、試合開始から10分以上経過しても試合開始できない場合は、問題を起こしている側の不戦敗とする
※ただし、対戦相手が待ってくれる場合を除く
※前の試合が正当な理由で延長されている場合は除く
不可抗力(天災、サーバーダウン、Discordの不具合、直前のアップデートなど)などで試合が行えそうにない場合は以下を順守する
- 両チームが延期に合意した場合は、締切日までに試合を行う。その際は日程等を事務局に必ず報告する。
- 延期ができない場合は、その段階で試合ができるメンバーで試合を行う。その際、メンバー表は後で提出することはできる。
2試合目に影響するトラブルが起きた場合は、事務局と対戦相手に遅くてもその前の試合のハーフタイム中にDiscordで報告する。
Discordの不具合で連絡が取りあえない場合は速やかに対戦相手の公式TwitterアカウントとFC JCLの公式Twitterアカウントに報告すること。ただし、Discord全体による不具合ではないことが確認された場合は意図的な遅延行為等として処理する可能性がある。
いずれも基本的には、問題を起こしているチームは積極的に試合が行えるようにしなければならない。
試合前後の身長の確認
RALルール適用時、配信担当者はスタメン表の身長と実際の身長が同じかどうかを証明するために下記の配信動画の試合前に、チーム編集からチーム編成画面へ行き、出場予定選手の身長を収めること。
あらゆる要素において1試合目と2試合目が同じ場合は2試合目の身長と体重の収録を省略しても良い。
試合の配信
以下を順守する
- 試合はYOUTUBEのLIVE配信で原則行わなければならない。
- 担当者不在時で配信が急遽行えない場合は録画による提出を認めるが、事前に事務局へ必ず報告しなければならない。
試合開始後のトラブル
以下を順守する
試合時間10分以内にメンバーが1人落ちたとき
EAサーバーの不具合や天災など何らかの外的要因でメンバーが1人落ちた際は、当該チーム側が先に試合を抜け、再試合を行う。
抜けている最中に入った得点は無効とするが、それ以外の得点は有効とする。
※例えば開始1分で1点が入り、8分で1人が落ちたことで再試合をする場合は、1-0が有効の状態で再試合となる。
同時に2人以上が落ちたとき
EAサーバーの不具合や天災など何らかの外的要因でメンバーが同時に2人以上落ちた際は、該当チーム側が試合を抜ける。以下の表に沿って再試合を行う。ただし、抜けている最中に入った得点以外は有効とする。
この場合は、選手側の動画提出が必要となる可能性が高いので、チーム管理者は録画するよう指示をする。
時間 | 対処内容 |
前半落ちの場合 | 抜けた時間まで時間を進め、試合を再開する |
後半落ちの場合 | 抜けた時間から45分を引いて前半戦へ置き換える。(例 60分で抜けた場合は、60-45=15 なので、前半戦の15分まで時間を進め、その後試合を再開する。個人スタッツは撮れるならば撮る。 |
本項は、あくまでイレギュラーによって複数人が落ちることに対する救済のため、1人が落ちただけのために、わざと試合中にもう1人の選手を落とさせ、本項を適用させようとする動きがみられる場合は証拠動画の提出を求める可能性が高い。証拠動画が出せない場合は試合が認められず、事務局判断により不戦敗になる可能性があるのでチーム管理者は注意すること。
その他
ユニフォームが見づらい場合は試合開始後すぐに試合を抜け、再試合を行う。
COM能力あげ目的など、意図的に試合を抜ける行為が確認できた場合はペナルティを科す可能性がある。
試合終了後のスタッツ記録
配信担当者は以下のスタッツを録画すること
- 試合のイベント(ゴール時間等)
- 試合のデータ(フォーメーション形式で表示される画面の方)
- 各リーグのスタッツ提出の基準に準じて、個人スタッツを撮影する
引き分けの場合は時間制限があるため、お互いが撮り終わるまで選手が試合を抜けないようにチーム管理者が指示すること。
スタッツの取りこぼしがないように、もう1名のメンバーでスタッツを収録しておくこと。(PSの録画機能を使用するなど)
試合後速やかに報告する内容
チーム管理者はeSポータルの試合結果報告ページにて以下を入力すること
- 試合のスコア
- YOUTUBEのURL
- 出場メンバー
月曜日中までに報告する内容
- 個人スタッツの入力を済ませる
- 個人スタッツ入力は任意とする
※eS所属チームはeSに準ずる
SNSの煽り行為ついて
範囲
適用範囲はシーズン外の試合なども含めた、すべての試合を対象とする。
鍵付きアカウントなどクローズな環境であっても対象とする。ただし、そのアカウントが当該選手のものであるかどうか判断がつくものに限る。
内容
- SNS上で他人や他チームを攻撃(事務局判断)
ペナルティについて
違反のペナルティについては事務局にて都度判定を行うこととする
改訂履歴
日付 | 内容 | 作成者 |
2023/10/31 | 初版作成 | FC JCL 事務局 |